看護師、検査技師、管理栄養士などで働く中で、職場に不満を抱えて転職したいと感じることもあるでしょう。
今までの臨床経験を活かせる転職先の選択肢のひとつとして、治験コーディネーターがあります。
治験コーディネーターは薬の開発段階の治験を行う職種のひとつで、医療機関で患者さんや医師と関わって業務を進めます。
基本的に日勤のみのため生活リズムが安定し、職種によれば年収アップにつながることも…
ただ、治験コーディネーターに転職を検討しているものの、
結局どうやって治験コーディネーターに転職すればいいの?おすすめの転職方法は?
と気になっている人も多いでしょう。
今回は、現役治験コーディネーターのとととんが、「リクルートエージェント」を活用して治験コーディネーターになる具体的な方法を解説します!
治験コーディネーターに転職するなら、転職エージェントを活用するのがおすすめ!大手のリクルートエージェントだとサポートがしっかりしています。
充実の転職サポートをしてくれる大手転職エージェント・リクルートエージェントを使った転職方法を具体的に紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。
\ 大手の転職サポートが魅力 /
リクルートエージェントってどんな転職エージェント?
リクルートエージェントはリクルートが運営している大手の転職エージェントです。
ここではリクルートエージェントの強みや魅力を紹介します。
治験コーディネーター含むあらゆる職種の求人を取り扱っている
リクルートエージェントはさまざまな職種の求人を取り扱っています。
治験コーディネーターの求人も多数取り扱っており、治験コーディネーターを目指したい人にもぴったりです。
掲載されている企業数も多く、より多くの求人から自分に合うものを探せるでしょう。
未経験から治験コーディネーターとして働く際、SMO(Site Management Organization)という企業に就職するのが一般的です。
2024年4月末時点の治験コーディネーターの求人数は200件超で、大手・中小のSMO求人を多数取り扱っています。
求人数が多いと応募できるSMO企業の数も増えます!選択肢を広げるためにも求人数は要チェックです。
大手ならではの充実の転職サポートが受けられる
リクルートエージェントを利用すると、大手転職エージェントならではの充実の転職サポートが受けられます。
運営会社のリクルートは、新卒や中途採用などさまざまな人を対象とした転職支援を行っています。
多くの支援経験で築いた転職ノウハウを活かして、サポートを行ってくれるでしょう。
リクルートエージェントで利用できる転職サポートには以下のようなものがあります。
- キャリアカウンセリング
- キャリアアドバイザーからの求人紹介
- 応募書類の添削
- 応募書類の提出
- 面接対策
- 面接日の調整
- 入社日調整
- 円満退職のアドバイス
キャリアカウンセリングでは担当のキャリアアドバイザーと面談をして、転職活動の方向性などを決めます。
また、キャリアアドバイザーから求人の紹介もあり、より自分に合った求人が見つかるでしょう。
転職活動における企業との連絡は基本的にキャリアアドバイザーが担当してくれます。
また、応募書類の添削や面接対策など、選考の通過率を高められる対策サポートも充実しています。
転職にまつわる対応をキャリアアドバイザーが代行してくれるため、仕事をしながら転職活動をしたい人にもおすすめです。
転職活動のやりとりをお願いできれば、負担も少ないので働きながら転職したい人も活用しやすいです!
完全無料で利用できる
転職エージェントの中には有料プランを用意しているものもありますが、リクルートエージェントは完全無料で利用できます。
リクルートエージェントは企業と転職者をつなぐ役割を持っており、転職成功した場合のみ企業から費用が支払われる成果報酬のスタイルをとっています。
そのため、転職者に費用が請求されることはないので、安心して利用できるでしょう。
サポートしてもらえるのに無料!ありがたい…
リクルートエージェントで治験コーディネーターに転職する方法
リクルートエージェントを使って治験コーディネーターに転職する方法を紹介します。
具体的な手順を紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。
\ 手順に沿って進めるなら /
リクルートエージェントに登録する
まずはリクルートエージェントに登録しましょう。
会員登録ページから、以下の必須項目を入力していきます。
- 転職希望時期
- 希望勤務地
- 直近で所属した会社の業種
- 直近で経験した職種
- 直近の年収
- メールアドレス
医療職で働いている人の場合、「直近で所属した会社の業種」「直近で経験した職種」は以下で設定しましょう。
1つ目の選択肢 | 2つ目の選択肢 | |
直近で所属した会社の業種 | サービス系 | 医療・福祉関連 |
直近で経験した職種 | 講師、公務員、福祉、運輸、その他 | 医療・福祉サービス関連 |
内容を確認したうえで、「同意して次へ」ボタンをクリックすると登録完了です。
キャリアカウンセリングを受ける
登録後7日以内ににキャリアアドバイザーから連絡が届き、キャリアカウンセリングの日程を決めます。
平日はもちろん、リクルートエージェントエージェントでは土日祝日でも相談可能です。
全国にあるオフィスや電話などでの面談に対応しているところが特徴。
夜遅くにも対応しているため、仕事の都合がつく時間を伝えてキャリアカウンセリングを受けましょう。
リクルートエージェントでは1~1.5時間程度のキャリアカウンセリングで、転職活動を進めるための準備を行います。
ヒアリングの際に「今までの臨床経験を活かして、治験コーディネーターに転職したい」と伝えてください。
地域やタイミングによって公開されている求人が変わるため、求人の動向を聞きつつ転職活動を進めましょう。
気になる求人を探す
キャリアカウンセリングを受けた後は求人を探していきましょう。
以下の2つの方法で求人検索できます。
- キャリアアドバイザーからの紹介
- 自分で求人を検索する
キャリアアドバイザーからの求人紹介は、電話や会員専用ページに届きます。
キャリアカウンセリングで伝えられれば治験コーディネーターの求人も紹介されるため、内容をチェックしてみてください。
リクルートエージェントを使って、自分で治験コーディネーターの求人を探す方法は以下の通りです。
まずは、トップページの中心部分までスクロールして求人情報を見つけます。
「公開求人検索」で「治験コーディネーター」と入力してみましょう。
次は、勤務地を絞り込みましょう。
「勤務地」を選択して、再度検索してください。
出てきたそれぞれの治験コーディネーターの求人を見て、条件などを比較していきましょう。
ちなみに、治験コーディネーターが所属する大手のSMOのランキングは以下の記事で紹介しています。
求人を選ぶ参考になると思うので、ぜひチェックしてくださいね。
選考書類を作成して応募する
次のステップでは、気になる求人に応募するために、選考書類を作成していきます。
転職活動では、履歴書や職務経歴書の作成が必要です。
フォーマットにもよりますが、おおむね以下のような内容を記載します。
- 履歴書
- 転職者の基本情報
- 経歴
- 保有資格
- 志望動機 …など
- 職務経歴書
- 今までの職務経歴
- 身に着けているスキル
- 自己PR …など
リクルートエージェントの公式サイトに応募書類のテンプレートが掲載されています。
履歴書テンプレートにはさまざまな種類がありますが、「志望動機をアピールするテンプレート」がおすすめです。
治験コーディネーターとして働くことに魅力を感じていることを伝えられるとよいでしょう。
使うテンプレートが決まったら書類を作成していきます。
テンプレートの流れに従って、文章を作成しましょう。
企業の採用担当者が見てわかりやすいよう、作成することが大切です。
書類選考の通過率を高めるために、リクルートエージェントでは書類添削が利用できます。
客観的な視点から、伝わりやすいような文章になっているかチェックしてもらえ、キャリアカウンセリングで見つけられた強みを活かせる内容にできるようアドバイスも受けられます。
プロのアドバイスを活かして履歴書・職務経歴書をブラッシュアップしていきましょう。
このような流れで作成した書類を、気になる求人に提出して応募完了です。
書類選考・面接を受ける
提出した履歴書・職務経歴書で書類選考を受けます。
また、中にはwebテストなどが必要な求人もあるので適宜受けていきます。
気になる求人の書類選考に通ると、面接を受けていきます。
治験コーディネーターの求人では、面接回数は1~2回のケースが多くみられます。
面接では、一般的なことに加え、治験コーディネーターならではの質問もあります。
以下のような内容を聞かれることが多いです。
- 自己紹介
- 志望動機
- 転職の理由
- 自己PR
- キャリアプラン
- なぜ治験コーディネーターになりたいのか
- 治験コーディネーターの業務内容の確認
- 研修に参加できるか
前職が医療職ということもあり、その職種ではなぜダメなのかを深掘りされることもあります。
また、事前に治験コーディネーターの業務をよく理解しているか、転職後1~2か月の研修に参加可能かを確認して、ミスマッチを防ぐような質問もあります。
どの質問も、長期的に働いてほしいため出てくるもののため、自分の状況やキャリアプランを踏まえて前向きに答えられるよう準備することが大切です。
リクルートエージェントでは面接対策が利用できます。
企業独自の質問を把握している場合は共有してもらえて、模擬面接も受けられます。
キャリアアドバイザーの転職ノウハウを活かしたアドバイスをもとに、面接官に伝わる受け答えができるよう準備しましょう。
内定が出れば入社の準備を進める
面接を受け、晴れて内定が出れば入社の準備を進めていきます。
内定を受諾して、勤務条件などの最終確認を行います。
年収交渉などを行うケースもあるため、希望があればキャリアアドバイザーに伝えてください。
入社日が決まれば、今の職場の退職処理を進めます。
円滑な退職のためのアドバイスも受けられるため、キャリアアドバイザーに相談しつつ進められると安心でしょう。
治験コーディネーターへの転職でリクルートエージェントを利用する際のポイント
治験コーディネーターに転職するために、リクルートエージェントを利用するときのポイントを紹介します。
ポイントをあらかじめチェックして、スムーズに転職活動を進めましょう。
キャリアカウンセリングの日程を早めに決める
キャリアカウンセリングの日程は早めに決めましょう。
働いている中で時間を調整するのが難しいと感じるかもしれませんが、目途をつけて暫定の日程を決めるようにしてください。
「まだわからないから…」と放置すると、キャリアアドバイザーから何度も連絡が入ることもあります。
また、「転職の意思がない」と判断されて連絡が取れなくなる可能性もあります。
そのせいで転職活動のモチベーションが下がってしまうケースも…
自分のペースで転職活動を行うためにも、早めにキャリアカウンセリングの日程を決めましょう。
もしも日程が難しくなった場合もきちんと連絡を入れれば変更してもらえるため、適宜相談しつつ進めてください。
治験コーディネーターを目指したいことを伝える
キャリアカウンセリングでは、「治験コーディネーターに転職したい」と伝えましょう。
リクルートエージェントでは幅広い求人を取り扱っているため、その中からスキルや経験に合いそうな求人を紹介してもらえます。
中には興味がなかったり避けたい職種が含まれることもあるため、最初の段階で希望の職種を伝えるようにしてください。
まずは治験コーディネーターへの転職に力を入れて、厳しかった場合にも他の求人候補があると考えられると、より気持ちに余裕をもって転職活動ができるでしょう。
悔いの残らない転職活動を目指しましょう。
書類添削・面接対策を受けて念入りに準備する
選考に通りやすくするために、書類添削や面接対策などのリクルートエージェントの転職サポートを利用してください。
企業や業界の傾向を踏まえてアドバイスしてくれるため、選考の通過率を高められるでしょう。
特に志望理由・治験コーディネーターになりたい理由は、選考で重要です。
「今の仕事がつらいから」ではなく、「治験コーディネーターで〇〇をしたいから」という前向きな理由を答えられると効果的でしょう。
ただし、多くの転職者を見てきた採用担当者に、本心かどうかは伝わる可能性があります。
自分の考え方に近い回答をイメージして、自分の言葉に落とし込んで選考で伝えられるとよいでしょう。
譲れない条件を決めておく
治験コーディネーターに転職する際に、譲れない条件を決めておくことも大切です。
年収や勤務エリア、勤務条件など、希望の条件を見極めてキャリアアドバイザーに伝えましょう。
年収は初年度だけでなく、昇給についても確認できるとよいでしょう。
また、治験コーディネーターとして働く場合、勤務エリアは提携している医療機関に合わせることになります。
一番遠くてどれぐらいの距離かを確認しておくと、働く際のギャップを抑えられるでしょう。
譲れない条件を理解していることで、求人を選択しやすくなるため、ぜひ一度考えておくのがおすすめです。
リクルートエージェントは治験コーディネーターに転職するのにぴったり!
リクルートエージェントを使って治験コーディネーターに転職する方法を具体的に解説しました。
この解説を参考に、なりたい自分に近づける転職活動を行ってくださいね。
実際に医療職から治験コーディネーターになった人は多数います。
とととんの職場でも、転職した人の半数程度が看護師・臨床検査技師・管理栄養士などの医療職出身者です。
そのため、医療職から治験コーディネーターになるのは険しすぎる道ではないといえるでしょう。
選考での受け答えを準備したり、治験コーディネーターの業務を深く理解したりすることで、円滑な転職活動が行ってください。
キャリアアドバイザーと協力して、納得のいく転職活動ができるよう応援しています。
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