治験コーディネーターを辞めたい…よくある理由と対処法

治験コーディネーターを辞めたい…よくある理由と対処法
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治験コーディネーターとして働いているけど正直辞めたい…

そう思いながら、毎日出勤していませんか?

書類対応ばかりで思っていたのと違う」「医師と製薬会社の板挟みで精神的につらい」「外勤が多くてプライベートが犠牲になる」など、さまざまな理由で困っている人もいるでしょう。

実は、治験コーディネーターの離職率は年間約12~17%と言われており、あなただけが悩んでいるわけではありません。

この記事では、CRCの私が「辞めたい理由」を整理し、辞める前に試してほしい対処法、それでもダメならどうすべきかを具体的に解説します。

とととん

実は、私もCRC1年目の時に辞めたいと感じたことがあります…!

目次

CRCを辞めたい理由TOP5【本音ベース】

CRCを辞めたい理由TOP5【本音ベース】

治験コーディネーターを辞めたい主な5つの理由を、具体的なエピソード付きで紹介します。

書類・事務作業が想像以上に多い

治験コーディネーターの業務で書類や事務作業が思った以上に多いというのが、辞めたくなる大きな理由の1つです。

治験コーディネーターは主に以下のような仕事をしています。

  • 症例報告書の作成、データ入力
  • モニタリング対応の資料準備
  • SDV(原資料との照合作業)
  • 施設への提出書類(契約書、予算書等)

患者さんの対応ももちろんありますが、基本的には書類対応がメインのため、ギャップを感じる人が多いです。

とととん

「患者さんと関わるのが好きなのに、書類対応ばかりでしんどい」と感じる人も多いようです。これが理由で早々に辞めた同期も…

②医師・製薬会社の板挟みでストレス

治験コーディネーターは医療機関の立場で治験に関わります。
ただ、医師と製薬会社との板挟みになり、ストレスを感じることも多いです。

よくあるのが、製薬会社から進捗を催促されるものの、候補となる患者さんが全くいないケース。
治験コーディネーターとしてできることはないにも関わらず、プレッシャーを感じることもあるでしょう。

また、書類対応が必要なのに、医師に後回しにされてしまうケース。
期限を守りたいのに守れないというジレンマを感じることもあります。

とととん

医師との信頼関係ができるまではなかなかつらいことも。ストレスが重なって辞めてしまった先輩もいました…!

③ノルマ・売上目標がきつい

治験では、組み入れ症例数に応じて売り上げが発生するため、目標を達成しないと存続が難しくなります。
そのため、施設ごとにノルマや目標を設定することが一般的です。

SMOによって違いますが、組み入れが進まないと理由を強く追及されることも。
そのため、責任を感じてつらく感じる人もいるようです。

とととん

思っていたより営業職っぽくて正直プレッシャーを感じることも。できることをコツコツやっていきます…!

④出張・移動が多くて体力的に限界

SMOに所属する治験コーディネーターの場合、施設に外勤することになります。
複数施設を担当していると、週3~5日は外に出ていることが多く、体力的に大変と感じることもあります。

忙しい日は、1日のなかで複数施設を渡り歩くことも…。
家から遠い施設の担当になった際には、想定以上に移動に時間がかかることもあり、ストレスの原因になります。

とととん

片道1時間半かけて出勤することもありました。朝早く出ないといけないことも多く、帰ったら疲れ切っていることも…

⑤キャリアパスが見えない

治験コーディネーターのキャリアパスが見えづらいことも辞めたくなる理由の1つです。

治験コーディネーターは現場での業務が中心で、ある程度経験すると同じような業務を繰り返していると感じる人も多いです。

また、治験という狭い業界でのキャリアになるため、このままでいいのかと悩む人もいるでしょう。

とととん

同期は基本的に治験業界内で転職・キャリアアップしています。可能性は十分あるのに、ほかの業界への転職を考える人はあまりいない印象…!

あなただけじゃない!CRCの離職率と実態

あなただけじゃない!CRCの離職率と実態

治験コーディネーターを辞めたいと感じるのはあなただけではありません。
以下で、治験コーディネーターの離職率とその実態を紹介します。

CRCの離職率は年間12~17%

日本SMO協会のデータによると、治験コーディネーターの離職率は12~17%です。

一般企業の平均離職率は約15%(※)なので、比較的平均的な離職率といえます。

治験コーディネーターを辞めたくなる人も一定数はいるようです。

※参照:厚生労働省『令和5年雇用動向調査結果の概況』

辞める時期で多いのは「入社1年目」と「3年目」

治験コーディネーターを辞める時期で多いのは1年目と3年目です。

よくある理由は以下のとおりです。

年数辞める理由
1年目・イメージと実務のギャップが大きい
・業務の多さについていけない
・先輩などとの人間関係が悪い
3年目・業務に慣れて将来の不安を感じる
・結婚・出産などのライフイベントと重なる
・キャリアアップを考え始める
とととん

私もこのタイミングでちょうど転職を考えました…!1年目に先輩との相性が悪くつらかったので転職活動をしました。また、3年目で結婚することになったので、働き方を見直すために転職しました。

とととん

3年目で転職した同期も多かったです!ある程度業務がわかってくると、経験が活かせるので他の選択肢を考えたくなるみたいですね…!

辞める前に試してほしい3つのこと

辞める前に試してほしい3つのこと

治験コーディネーターを辞めたいと思っても、実際に辞める前に試してほしいことがあります
以下で詳細を解説します。

上司に業務負担の相談・部署異動を打診する

「辞めたい」と思ったら、まず上司に相談してみましょう。
同じ職場内で部署がいくつかある場合、理由に合わせて対応してくれることも多いです。

理由対策
人間関係が悪い・担当施設を変更してもらう
業務量が多すぎる・担当施設数を減らしてもらう
・施設の担当者を増やしてもらう
苦手な業務が多い・部署移動を検討してもらう
(SMA、サポート部など)


「言ってみたら意外と改善された」という事例もあるので、一度相談してみる価値はあります。

とととん

私は人間関係で困った際に相談しました。担当する施設を変えてもらったことで合わない先輩と離れられ、本来の業務をきちんとできるようになりました。

他社SMOに転職する

会社内で解決できない場合、他社のSMOに転職するのも解決方法の1つです。

同じ治験コーディネーターであっても、会社によって働き方が違うことも多いです。
ノルマの厳しさや残業時間、サポート体制が変われば、悩みが解決することもあるでしょう。

フレックス制度も会社によって違うので、ライフスタイルの変化に対応しやすい会社があるのも事実です。

とととん

他社SMOに転職して、コアタイムがゆるくなりました!子育て中だったので、フレキシブルに働けるのがありがたかったです。

院内CRCを検討する

治験コーディネーターとしての実績がある場合、院内CRCを検討するのも選択肢の1つです。

SMOのCRCと院内CRCの違いは以下のとおりです。

メリットデメリット
SMOのCRC・研修制度が充実している
・給料は高め
・外勤が多い
・目標達成のプレッシャーがある
院内CRC・1つの施設だけを担当できる・給料は少し安め
・求人数は少なめ

院内CRCは移動がなく落ち着いて働けるので、SMOのCRCとして不満がある人におすすめです。

とととん

院内CRCさんとも関わったことがありますが、じっくり腰を据えて働かれている印象でした。

それでも辞めたいなら…CRC経験を活かせる転職先

それでも辞めたいなら…CRC経験を活かせる転職先

治験コーディネーターとして環境を変える以外にも、選択肢はあります!
以下で、治験コーディネーターの経験を活かせる転職先を紹介します。

CRC経験者の主な転職先

治験コーディネーターの経験は転職市場で評価され、以下のような職種でも活かせます

転職先特徴
CRA(臨床開発モニター)年収アップを目指しやすい
CRC経験がダイレクトに活きる
元の職種に戻る(看護師・臨床検査技師等)治験経験がプラスになることも
製薬会社(PV、QC等)給与が安定している
専門性が活かせる
異業種(医療系人材、医療IT等)CRCの経験が意外と活きる


詳しくは、以下の記事で解説しています。

転職活動の始め方

治験コーディネーターからの転職では、転職エージェントを活用して早めに転職活動をする方がキャリア選択肢が広がります

具体的に転職活動を始める流れは以下のとおりです。

  1. 転職エージェントに登録する(無料)
  2. キャリア相談で「何が嫌なのか」を整理する
  3. 求人情報を見て、選択肢を知る
  4. 在職中に選考を受けていく
  5. 内定が出れば退職の準備をする

治験コーディネーターとして他社SMOや院内CRCに転職する場合、「CRC JOB」がおすすすめです!
CRC転職に特化していて求人数が桁違い。業界にも詳しいので、効率的な転職活動ができるでしょう。

CRAなどの他職種に転職する場合、「Answers」もおすすめの転職エージェント。
製薬業界に特化していて、CRCからの転職支援実績もあり、強い味方です。

詳しい使い方は以下の記事で紹介しています。

治験コーディネーターを辞めたいとき、対応方法が重要!

「CRCを辞めたい」と思うことはよくあることですが、対応方法も大切です。

  1. まず辞めたい理由を整理する
  2. 辞める前にできることを試す
    – 上司に相談する
    – SMOを変える
    – 院内CRCを検討する
  3. それでもダメなら転職を検討
    – CRA、製薬会社、異業種など

治験コーディネーターで培った経験やスキルは必ず次に活きます!

無理せず、自分に合った働き方を見つけましょう。

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